斎藤元彦さんは2021年に兵庫県知事に就任しましたが、わずか3年で失職となってしまい任期をまっとうしていません。
そんな斎藤元彦さんが何をしたの?と気になっている人が多いようです。
この記事では、
- 斎藤元彦さんは何をした?
- 斎藤元彦さんの内部告発7つの内容と全貌まとめ!
などについてリサーチして分かりやすくまとめました。
斎藤元彦さんが兵庫県知事を失職するまでの経緯はとても複雑で、その背景にはいくつもの出来事が絡んでいるようです。
今後さらに混乱しないよう、基本的な情報を入れていただければと思います。
斎藤元彦は何をした?
再出馬を表明し、出直し選挙で再選を果たしましたが、現在は内部告発の真偽について百条委員会(*)で問われているところです。(2024年11月)今ここ!
内部告発した人が亡くなって(自死)しまったから、話し合いがこじれてるのよ。
わかりやすくお伝えしますので、まずは内部告発の内容から一緒に見ていきましょう。
(*)百条委員会については記事中で説明してます。
内部告発文書が撒かれる
斎藤元彦さんが兵庫県知事を失職した原因は内部告発文書がマスコミや県議会に流されたことだと言われています。(2024年3月)
マスコミや県議会に流れた内部告発文書には、以下7つの項目が書かれいました。
内部告発文書の内容
- 五百旗頭真氏の急逝に関する疑惑
斎藤知事と副知事が、ひょうご震災記念21世紀研究機構の理事長・五百旗頭真氏に対し、人事を巡る強い圧力をかけた結果、精神的負担が重なり急逝したと指摘されています。 - 知事選挙における違法行為
知事選挙中、県職員が事前運動や選挙活動を行ったとされ、地方公務員法および公職選挙法に抵触している疑いがあるとされています。 - 次回知事選に向けた投票依頼
次回選挙に備え、産業界や商工会議所を訪問し、直接投票依頼を行った行動が不適切だとされています。 - 企業からの高価な贈答品の受領
企業訪問の際に、高級コーヒーメーカーや高価なロードバイクなどの贈答品を受け取っており、利益供与や倫理違反が疑われています。 - 政治資金パーティの不透明性
斎藤知事主催の政治資金パーティで集められた企業や団体からの寄付金について、収支の透明性が疑われています。 - スポーツイベントでの対応問題
スポーツチームの優勝パレードに際して、特定の企業や団体に対し不適切な対応を取ったとの指摘があります。 - 職員へのパワーハラスメント
県庁職員に対し威圧的な態度を取るなどのパワーハラスメント行為があり、職場環境が悪化したとの訴えがあります。
この内容がいきなりマスコミや県議会に流されたんだね。
渡瀬康英さんが使用していた公用パソコンの中に証拠が残っていたとのことです。
兵庫県は51年ぶりに百条委員会を設置して、この内部告発の件について明らかにしていく予定でした。
自死されたと言われています。(2024年7月7日)
百条委員会が開催される
内部告発の当事者(渡瀬康英さん)がいない状態で百条委員会が開催されることになりました。(2024年8月23日)
しかし、奥谷謙一が黒幕と言われるのなぜ?の記事で詳しく書きましたが、百条委員会ではまともな話し合いが行われなかったのでは?と言われています。
なぜなら、百条委員会委員長の奥谷謙一さんが、渡瀬康英さんが使用していた公用PCの中身を「プライベートなもの」として公表することを止めたためです。
このことは、NHK党党首の立花孝志さんが入手した録音データに残っていました。
ここまで調査してきたNHK党党首の立花孝志さんは、以下の仮説をたてています。
- 渡瀬康英さんの自死は斎藤知事のパワハラが原因ではなく不倫が公になることを恐れたためではないか。
- そして奥谷謙一さんは事実を隠蔽し、斎藤知事を陥れているのではないか。
立花孝志さんは斎藤元彦さんの内部告発疑惑を調査して、YouTubeなどにあげてるよ。
結果、2024年9月19日、県議会で全会一致の不信任決議を受けて斎藤元彦さんは兵庫県知事を失職することになってしまうのです。
斎藤元彦さんは、解散でも辞職でもなく、失職を選んだのよね…
この百条委員会にはさまざまな憶測がされていて、SNS上でも議論が展開されています。
斎藤元彦の再当選までの全貌
ここで無視できないのは立花孝志さんの存在です。
立花孝志さんは斎藤元彦さんに向けられた内部告発の内容に疑問を持ち、調査を開始。
その本当のことを明らかにして広めたいという想いで、自ら兵庫県知事選に立候補しています。
立花孝志さんは「私に票は入れないで下さい」と言ってたよ。
立花孝志さんが兵庫県知事選に立候補して活動したころから、兵庫県民の方々は斎藤元彦さんに対する関心が高まっていったようです。
(百条委員会委員長の自宅前で演説するなど、立花孝志さんのやり方には賛否両論ありますが……)
斎藤元彦さんの再当選については現在もいろいろと議論が交わされていますが、今後さまざまなことが明らかになっていくのでしょうね。
でも、斉藤元彦さんが陥れられる理由ってあるの?って思いますよね。
斎藤元彦さんが陥れられる理由があるのかは分かっていません。
しかし一般的には斎藤元彦さんが「天下りの見直し」と「県庁の移転に反対」したことが関係しているのではないかと言われています。
斎藤元彦さんは、兵庫県庁の新しい庁舎を建設する計画を中止して、その跡地を緑地にする方針を示しました。
この計画は約1,000億円規模のプロジェクトだったため、多くの建設関連企業が関わる予定でした。
(斎藤元彦さんは1,000憶のプロジェクトから130億の再編計画に変更しています)
しかし、建設の中止によってこれらの企業が期待していた仕事や利益がなくなり、影響を受けた可能性が。
また、斎藤前知事は庁舎の規模を縮小し、テレワークの活用を進める方針も提案しており、これも既存の利権に影響を与えたと考えられています。
斎藤元彦前知事は、2021年の選挙で掲げた公約の98.8%をほぼ達成したと言われています。
(これは異例の数値です)
おそらく公約を達成するためにいろいろ切り込んでいったので、反発する人が出てきたのでしょうね。
まとめ
斎藤元彦は何をした?パワハラなど内部告発7つの内容と全貌!についてまとめました。
- 斎藤元彦さんが失職したのは、内部告発があったから。
- 斎藤元彦さんは「兵庫県の改革を止めたくない」という理由で再び兵庫県知事選に立候補した。
これからいろいろなことが明らかになっていくと思われるので、斎藤元彦さんの言動に注意していきたいと思います。