虎に翼の新潟編では、容姿端麗で優秀な大地主の娘・森口美佐江が何やらサイコパスな雰囲気でしたよね!
美佐江が黒幕か!?と思われた事件の真相が解明されないままです。
この記事では、
- 森口美佐江にモデルはいる?
- 森口美佐江は東京編で登場する?
- 森口美佐江は今後どうなる?
についてリサーチしてまとめました。
美佐江の話は「光クラブ事件」になっていくのでは?とも言われてますよ。
考察が入っていますが、今後の朝ドラ虎に翼のネタバレが含まれますのでご注意ください!
【虎に翼】美佐江にモデルはいる?
寅子のモデル・三淵嘉子さんの史実に美佐江のような人物は見つからなかったので、オリジナルキャラのようです。
美佐江は容姿端麗で優秀でありながら、裏で人をマインドコントロールして盗みなどの犯罪に手を染めさせてる疑いがありました。
美佐江が「特別な人へ」とプレゼントしてる赤いブレスレットが印象的だったね。
結局、美佐江には何もおとがめがなく、寅子は法の限界を感じて悔し涙を浮かべていました。
それでは美佐江は今後どうなるのか見ていきましょう!
美佐江は今後どうなる?
新潟編で美佐江の事件は謎のまま終わっています。
今後美佐江がどうなっていくのか、見ていきましょう。
美佐江は東京編に登場する
虎に翼は「新潟編」から「東京編」に変わっていきますが、
寅子が東京地裁に異動になって、
星航一(岡田将生)が最高裁判所の調査官になるからね。
美佐江が東京大学に合格したので父親が、
母親と東京ですて。下宿さがしやら、なんやら。
と言っていたので東京編でも登場すると思われます。
寅子が最後に美佐江に会ってから20年の時が経っているので、美佐江の娘だと思われます。
- 名前が並木美雪。
- 一緒にいたのは美雪の祖母(佐江子)だと思われる。
- 美雪の美が美佐江と同じ。
- 祖母・佐江子の佐が美佐江と同じ。
今まで美佐江の母親は登場してなかったですからね!
美佐江は30代後半で、子供は13~16歳あたりになるのではないでしょうか。
今後は美佐江のセリフの通りに進んでいく
そして今後の美佐江なのですが、以下のセリフを回収していく方向で話が進んでいくと思われます。
佐田先生は心から納得する答えが出せます?
どうして悪い人からものを盗んじゃいけないのか。
(→元木が窃盗事件を起こした)
どうして自分の体を好きに使ってはいけないのか。
(→女子高生と美佐江が売春と窃盗に関与していた疑い)
どうして…人を殺しちゃいけないのか。
(→美佐江の次の狙いはここか?)
このセリフ、戦後に起こった「アプレーゲル犯罪」に沿ってるようです。
戦後の混乱期に生じた、新しい価値観や文化の中で発生した犯罪のことを「アプレーゲル(戦後)犯罪」って言うんだって。
実際にあった日本のアプレーゲル犯罪を見てみましょう。
日本のアプレーゲル犯罪 | 虎に翼 |
光クラブ事件(1949年) | 首謀者と美佐江に共通点がある。 |
金閣寺放火事件(1950年) | 虎に翼の朝鮮人の放火容疑事件 |
日大ギャング事件(1950年) | 虎に翼の窃盗事件、売春事件 |
築地八宝亭一家殺人事件(1951年) バー・メッカ殺人事件(1953年) | 美佐江の次の狙い? |
虎に翼の脚本家・吉田恵里香さんは、アプレーゲル犯罪を意識して脚本を書いていると思われます。
ひとつひとつ説明していきますね。
光クラブ事件
光クラブ事件は東大生が闇金融を経営して法律違反で捕まるという事件なのですが、首謀者と美佐江にいくつかの共通点がありました。
光クラブ事件の首謀者と美佐江の共通点
- どちらも東京大学法学部
- 父親が金持ち
- サイコパス的要素がある
- 首謀者の「合意する」という考えと美佐江の「赤いブレスレット」が共通している。
光クラブ事件の首謀者男性(山崎晃嗣)は東京大学法学部法律学科でした。
美佐江も法律を勉強していたので、合格したのはおそらく東京大学法学部でしょう。
また、闇金融業を経営するには資金が必要になります。
- 光クラブ事件の首謀者の男子学生の父親は医者で市長
- 美佐江の父親は三条市の大地主
なのでどちらの父親も金持ちです。
そして光クラブの首謀者の男子学生はとても優秀だったのですが「誠意」という言葉を嫌い、サイコパス的な考えを持っているところがありました。
美佐江もサイコパス的要素がありましたよね。
また、光クラブ・首謀者は、
「誠意とはいいわけと小利口に逃げることである(中略)人は合意にのみ拘束される」
という言葉を残しているのですが、美佐江の合意は赤いブレスレットによって表現されているのかもしれません。
虎に翼は今後「光クラブ事件」になっていくのかもという口コミがいくつかありました。
もし、虎に翼で光クラブ事件が扱われるとなったら、首謀者は秘書兼愛人(税務署からの女スパイ)によって検挙されてるので、スパイの役者が誰になるのか気になります。
光クラブ事件は三島由紀夫が小説にしたり、ドラマ化されてる有名な事件だよ!
日大ギャング事件
日大ギャング事件は、未成年の男が日本大学の給料を強盗する事件で、強盗した後は未成年の彼女と住まいを転々と変えながら逃走しています。
虎に翼では美佐江に恋心がある元木が「あの子をすっきりさせたくて」と窃盗事件を起こしていました。
また、女性と2人(と美佐江)が男性に売春を持ち掛け、お金を盗む事件もこちらからきていると思われます。
日大ギャング事件は悪い人から物を盗んだわけではないですし、売春していたわけではないのですが「窃盗」「未成年男女が宿泊」という点からこの事件が近いのではないかと考えています。
金閣寺放火事件
虎に翼にの放火事件はまだ犯人が見つかってなかったと思います。
朝鮮人の男性が放火の容疑者として裁判になりましたが、ヒャンちゃんの翻訳によって無罪が確定しましたよね。
美佐江のセリフにはなかったのですが、アプレーゲル犯罪の中に「金閣寺放火事件」があったので、虎に翼の放火事件は美佐江が関係しているのではないかと予測します。
築地八宝亭一家殺人事件・バー・メッカ殺人事件
アプレーゲル犯罪では殺人事件が2つ連続して起こっています(築地八宝亭一家殺人事件、バー・メッカ殺人事件)。
寅子と美佐江が会話しているときに偶然訪れた寅子の娘・優未が狙われるのではないかと予測しますが、
三淵嘉子の子供の晩年は?の記事でお伝えした通り、三淵嘉子さんの子供は長生きしてるので優未は大丈夫ではないかと思われます。
もう一つ気になるのが美位子の実父殺人事件。
美佐江が裏で美位子を操作していた可能性も考えられます。
寅子の弟・猪爪直明(三山凌輝)は帝大(東京大学)出身でした。
猪爪直明は田沼玲実(菊池和澄)と結婚して中学校の先生になりますが、猪爪直明がOBとして東京大学を訪れる際に美佐江と接触するかもしれませんね。
また、花江ちゃんの次男・猪爪直治(高校3年生)がジャズに目覚めてサックスプレーヤーを目指しますが、
花江ちゃんが「(ジャズをやって)不良になっちゃう」と言っていたので、ジャズ=不良というイメージがあるのでしょう。当時はジャズを演奏するような場所に不良が集まっていたのかもしれません。
娘の美雪が今後、ジャズライブ(不良のたまり場)に顔を出すようになり、猪爪直治と接触するかもしれません。
寅子は美佐江によって自身の立場の限界と法の限界を感じて悔し涙を流していました(涼子さまのレストランで)。
今後の虎に翼は美佐江の事件を解決していくのだと思われます。
美佐江を演じている片岡凛さんは、イメージが全然違う女の子でしたよ。
片岡凛さんの父親がとても有名な方だったので、詳しくは以下の記事をご覧ください↓
まとめ
【虎に翼】美佐江にモデルはいる?東京編で再登場して今後どうなる?についてまとめました。
- 美佐江にモデルはいないと思われる。
- 美佐江は今後、東京編で再登場すると思われる。
- 美佐江の今後は猪爪家の人々と接触するか「光クラブ事件」に発展すると思われる。
今後の朝ドラ虎に翼の展開が楽しみです!